TOTO ザ クラッソ
TOTO ザ クラッソ
~リフォーム産業新聞記事引用~
6年ぶりにフルモデルチェンジを行ったTOTO(福岡県北九州市)のキッチン「ザ・クラッソ」。中でも特に注目されたのが、透明感のあるスリムな新しい天板に用いられた「クリスタルカウンター」だ。意匠性の高さと同時に、熱に強く丈夫なエポキシ樹脂を用いたクリスタルカウンターについて取材した。
弱点の耐光性を独自配合で克服
エポキシ樹脂を用いたクリスタルカウンターはTOTOの新キッチン「ザ・クラッソ」の目玉ともいえる大きな特徴となっている。透明感があり、スリムなカウンターはこれまでにないデザイン面での表現を可能にしている。
エポキシ樹脂は似た意匠のガラスやアクリルに比べると、耐熱性や補修性も高く、加工もしやすいなど、素材としての長所が多い。とはいえ、一般的なエポキシ樹脂は光が当たると変色しやすいという弱点も抱えていた。黄色く変色してしまっては高い意匠性も台無しになってしまう。そこでTOTOは独自の配合でのエポキシ樹脂を開発することで、耐光性を高めて弱点を克服。2004年にはクリスタルカウンターをキッチンカウンターに適する素材として採用することができた。
「ザ・クラッソ」ではカウンターの厚みを11~12mmとスリムにすることで、透明感と非常にフラットな天板が少し浮いているようなシンプルなデザインを実現した。
TOTO スリムなフチが光を放っているかのように見えるスリムなフチが光を放っているかのように見える
意匠と性能両立傷の補修も簡単
クリスタルカウンターの特徴として、高い透明度が挙げられる。透明度はガラスと同等、透光性能も全光線透過率91%と非常に高い。これによって、透明な素材に塗装することで色々なカラーの表現や、柄を印刷した面を加えることで、立体感のある表現を可能にした。また、光を上から当てるとフチの部分がぼんやり発光しているかのような印象を持たせることができる。
意匠性だけではなく、性能面でもキッチンカウンターに適しており、耐薬品、耐熱性能も高く、強度も高い。また万が一、傷や焦げ跡が付いてしまっても耐水のサンドペーパーで磨いて傷や焦げ跡を除去した後に、ナイロンたわしでこすると補修ができる。傷の補修をここまで容易にできることもクリスタルカウンターの大きな特徴といえる。
~ここまで引用~
ザ クラッソ の天板は独特の雰囲気があっていいですね。
空間として照明や家具をこだわりたくなるキッチンです。
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